事例1

宮城県内 A河川用地調査等業務

 業務概要

  当案件は、A河川での築堤を目的とし、
 対象となる事業用地の用地測量及び
 物件調査算定(立竹木・工作物)を
 行うものでした。

 背景

  近年、東北地方において台風や豪雨等で
 河川の氾濫が発生しており、特に対象の
 地区は、背後地に学校、国道、鉄道等の
 重要公共施設が集中しているため、
 早急な対応が必要となっています。

 ポイント

 ・現地立入に際し、関係者への説明が必要
 ・狭小異形等、残地に支障が生じない配慮
 ・業務遂行にあたり役所職員の方との相談

 
 

担当者所感

 相手の立場に立った段取り八分仕事二分

 ―――当案件のポイントをお聞かせください。

 『相手の立場に立った段取りを行う』私が作業をする上で、重きを置いている事の一つです。例えば、発注者である役所の方々の立場では、地権者の方々と良好な関係性を保ち、事故無く事業を成功に導きたいと考えられるでしょう。また、地権者の方々は自分の土地の状況を心配されると思います。こうした想いに対応すべく、我々はできうる限りの事前準備を行います。『いつ・どこで・だれが』を明確にしたスケジュールの作成、精度の高い測量を行うための体制検討と確立、地権者の方々に理解を深めて頂けるための説明資料作成とコミュニケーション計画、あらゆる事態を想定した関係者全員の安全対策。挙げ出すと切りがありませんが、可能な限りの準備をし作業に当たるようにしています。特に当案件においては、通常の用地測量に加え、一部ではありますが物件(立竹木・工作物)の調査算定も含まれていました。また、比較的短期間(12月下旬~翌年2月末)で成果を上げる必要があり、段取り一つで案件の明暗が分かれる状況でした。しかし、当案件の参加メンバそれぞれが主体的に事前の段取り・準備を行ったお陰で、降雪などの天候不順があったにも関わらず、遅滞なく成果を挙げ、最終的には表彰を頂くことができました。

 

 UAV/ドローン導入を実現

 ―――今後の案件で実現したいことをお聞かせください。

 測量を取り巻く環境は、日進月歩で技術革新が進んでいます。我々も高性能の機材(トータルステーション)を使用し、測量を行っていますが、やはりUAV/ドローンを早急に導入する必要があると考えています。当然、UAV/ドローンを扱う技術やそこからアウトプットされるデータの処理技術を身に着ける必要がありますので、日々最新技術情報をチェック・学習しているところです。UAV/ドローンは既に導入している企業も多く、これから導入する我々は後発となってしまいますが、技術を磨き活動を続けることで、いつの日か新技術において我々都市技術がパイオニアとなって業界を牽引できるよう自己研鑽に励んでいきます。

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