補償コンサルタントとは


道路の整備(新設・拡幅)や河川の整備といった公共事業を行うには、対象となる土地を取得する必要があります。また、その土地に建物があればそれを移転する必要が生じます。
こうした公共事業により発生する土地取得や建物移転に関し、国や地方公共団体は正当な補償を行います。


土地や建物の所有者・借家人の方々、関係者に生じる損失の補償額の算出、またこれらに関連する業務を国や地方公共団体に代わり(受注、請負)実施する者を補償コンサルタントと言います。


補償コンサルタントの行う業務は、8部門に分かれており、それぞれの分野において専門的な知識を用いて対応する必要があります。

 



道路の整備(新設・拡幅)、ダムの建設、下水道工事・・・様々なところで公共事業は行われています。


通常ではなかなか関わることすら困難な公共事業ですが、我々の仕事は公共事業の一翼を担うことができる数少ない職業となります。壮大な計画の公共事業が完了した時には、大きな達成感を味わうことができます。


公共事業に関わる業務では、綿密な情報収集、情報整理と大量の成果物作成が必要となります。そのためには、デスクワークに勤しまなければいけません。しかし、日々会社に籠って同じ作業の繰り返しでは、モチベーションも低下し、良い成果物の作成も困難となります。
我々の仕事は内業(デスクワーク)と外業(現場での作業)が非常に良いバランスで存在します。
例えば・・・


●道路整備事業に関連し、山に入り立木の種類と本数確認を行う

●下水道整備事業に関連し、関係者のお宅やビルに伺い現地調査

 (図面の作成、損傷の確認等)を行う

●ダム建設事業に関連し、対象河川の現地調査・漁獲量調査

 (写真撮影、漁業組合との打合せ、釣り等)を行う

●公園建設事業に関連し、地権者のお宅を訪問の上、事業説明を行う


デスクワークだけではなく、役所に伺い関係者と打合せをしたり、青空の下で現場作業をしたり。バラエティに富んだ作業、経験をできるのもこの仕事の魅力です。


公共事業において、用地関連のプロフェッショナルとして、様々な事業に携わり、様々な作業・経験、チャレンジをしていく補償業務管理士とは、とてもやりがいと魅力に溢れた仕事です。

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